車椅子用トイレ
今週のお題「激レア体験」
はい、という事で今回は僕が体験した「激レア体験」についてお話していこうと思います!激レアというか激恥ずかしいですけどww
これは今から遡って約7年前、高校1年生の時に体験した話です。
その時は丁度お盆で学校も夏休みでした。父親が久しぶりに休みで2人で祖父の親戚の家にお線香をあげに行った時の事です。
親戚の家が東北だったので高速で片道約5時間というロングドライブでした。僕は普段から定期的に水分を摂らないと落ち着かないくらい喉が渇きやすい体質です。加えてその日はとても暑い日だったのでパーキングエリアに寄る度にジュースを買って飲んでいました。
高速を下りてすぐ、事件は起きました。
奴です。小じゃなくて大が来ました💦
それはもう猛烈な勢いで、例えるなら関ヶ原の戦いの徳川軍と同じくらいの勢いでした。僕は後にこれを「平成の乱」と呼んで後世に語り継いでいきたいと思っている位です(笑)
これはアカン!と思いすぐに父に近くにあった道の駅に寄ってもらえる様に頼みました。
駐車場に着くなり猛ダッシュ!僕の人生史上あれより速く走ったことは記憶にありません。
店に入ったらトイレマークのサーチ開始🔎
人はトイレを我慢してる時にIQが飛躍的に向上するらしいですが僕はあの時かの有名なアルセーヌ・ルパン並みのIQを誇っていたに違いありません。
速攻でトイレを見つけ駆け込んだもののまさかの個室「全埋まり」僕の他にもルパンが沢山いたんでしょうね😰
確実に「死」を覚悟しました。肉体的ではなく社会的に。
人生の走馬灯を垣間見ている最中に救いの神が舞い降りました。
「車椅子用トイレ」です。奇跡的に空いてる!!
僕は今まで車椅子用のトイレは健全者は使ってはいけないイメージを持っていましたが今はそんなこと言ってられません。
健全というより危篤状態ですので💧
すぐに駆け込みピンチを脱出!
しかしすぐに第2のピンチが訪れました。
いかんせん初めての利用でしたので「流し方が分からない」…
色々探してた時にふと便座の近くにボタンがあることに気付きました。きっとこれに違いない!そう確信しました。
そうですこのボタン実は「緊急呼び出しボタン」だったんです…
押したと同時にけたたましいサイレンが鳴り始めました🚨
鈍感な僕はトイレを流すための演出の一部と勘違いしてました。
「トイレ流すだけなのに派手な演出やな~」 「車椅子用トイレまじですげえー!」と。
そんな能天気な僕とは逆に店員さんがものすごい勢いでトイレのドアをノックしてきました! 「お客様大丈夫ですかー!!」
僕「ふぁ!?」 「え、ちょ、ちょww」
もう現場はパニックです。急いでズボンをはき爽やかな顔で店員さんに間違いだった事を伝えました笑 いやー、恥ずかしい🙊🙊
事件が明るみに出るのを恐れた僕はダッシュで車に戻りましたがここで第3の事件が起こりました。
「あ、結局流してない…。」焦るあまり僕の生きた証をトイレに置き去りにしてきてしまいましたww
今思い出しても顔から火が出そうですww皆さんも車椅子用のトイレを利用する時は気をつけて下さいね(こんなこと滅多に起きませんが…笑)
以上。僕が体験した激レア体験でした!